物品を品種別、送り先方面別、顧客別などに仕分ける設備。本体とインダクションコンベヤ、シュート、制御装置から構成され、コンベヤ方式とトレイ方式がある。コンベヤ方式には、押出し式、浮出し式、シュー方式などがあり、レイアウトが直線で寸法が比較的大きく重量のある荷扱い物に向く。一方、トレイ方式には、傾転式、落下式、斜行式、駆動受払式などがあり、曲線あるいは三次元のレイアウトも可能で高い処理能力が特徴である。ロジスティクスシステムの高度化は、仕分やピッキング作業への負荷を高めるため、流通業の配送センターや運送業のトラックターミナルを中心に仕分機の導入が拡大している。