荷役作業や輸送中の衝撃などで荷姿が崩れたり、荷が正常な位置以外に動いたりすることのないようあらかじめ対策を整えておくこと。テープ類、紙ひも製バンド、ロープ類、帯鉄、針金、角金、バンドなどで結束することもある。プラスチックフィルムでユニットロードを覆い加熱してシュリンクさせたり、フィルムで巻いたり(ストレッチ)して、荷を安定させることも行われている。荷崩れが発生したとき自動化機器がそのままの荷を扱うと、荷も機器も破損することがあるから、システムの入口で荷崩れの発生を予知し、機器を停止させることが必要である。このシステムは荷崩れ検出器と呼ばれ、荷のゆがみや規定の高さや幅をこえたときに作動する。
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