今年のスローガンは「設計倉庫実現を目指して。自ら動き、多く人々を巻き込む。」

皆様あけましておめでとうございます。2024年は今までの物流サービスができなくなってしまうのではという問題意識からスタートしました。その中で、国や企業などが一致団結して課題を抽出し、解決するために個々に行動したそんな1年だったのではないでしょうか。今年はどんな年になるのでしょうか。今年初のブログも例年同様、私が阪南倉庫の年賀式で話したことについて、要約してお話しさせて頂きたいと思います。

　　

『令和７年は、乙巳二黒土星（きのと　み　じこくどせい）の年となっています。 乙（きのと）は、十干の第二番目。木性の陰（弟）。方位は東南東、季節は四月～初夏、時刻は午前六時から七時です。春の始めに草木の芽が絡まるように、曲がりくねりながら生え出す形を表しています。草木がまっすぐに伸びるためには、まだまだ障害も多く、簡単には進めない。曲がりながらも進み続ける強い意志と、曲がったものをまっすぐに引っ張り上げる強い行動力と許容力が必要な年となります。

巳（み）は、十二支の第六番目。時刻は午前九時から十一時。方角は南南東。季節は立春から猛暑。巳は冬眠をしていた蛇が春になって地上に這い出す形を表しています。今までの形（冬眠）に終わりを告げ、新しい生活（地上）を始めることであり、逆に古い慣習にとらわれて立ち止まってしまうと、悪い状態に陥り成長が止まってしまいます。つまり、物事のけじめをつけ、片付けること。思い切って革新の一歩を進めること。思い描いた形を実現するためにはとにかく行動することが大切となります。為すは為さざるより勝るということです。

二黒土星（じこくどせい）は、土性の弟（陰）、九星の第二番目。方位は西南西、時刻は午後一時から五時。季節は晩夏から初秋。二黒土星は大地を表し、「天は父なり、地は母なり」といい、母が子を慈しみ育てる母性的な大きな愛情を表しています。一生懸命に動いて働くという意味もあり、大地の上で懸命に働く人々への許容も大切となります。万物を育む大地に習い人徳を高く持ち、度量を大きく持って義務を成し遂げることが大切になるのです。

2024年阪南倉庫は新しい物流の形を目指して、既存の考えに固執せず、どんなことにも興味を持って行動し、前進してきました。2025年は、改めて今まで進めてきた革新の形を伸ばす時期だと考えています。物流という社会にとって非常に重要な仕事は、法律の改正も決定し、大きな変化を遂げようとしています。これはお客様に最適な物流をご提案する阪南倉庫にとっても大きな変化と言えます。その変化を実現するためのビジョンが「設計倉庫」というビジョンです。会社一丸となってこのビジョンを実現するために、改めて一人一人がしっかりとビジョンを理解し、そこを目指して前進すること。また立ち止まらずに一歩ずつでも確実に前進する強い意志を持つこと。お客様、取引先様、従業員一同、関わる全ての人々への敬いと感謝の心を忘れず、まずは自分が行動し、規範となって引っ張っていくこと。それらを意識して今年のスローガンは「設計倉庫実現を目指して。自ら動き、多く人々を巻き込む。」とします。』

　　　

我々の管轄省庁である国土交通省も、新しい物流の形を模索しており、今まで以上に多くの変化が生まれる一年になります。阪南倉庫も同じように変化しなければなりません。その変化は、一緒に働く皆様にとっても、お客様や取引先、関わる全ての皆様にとっても幸せな形になる変化にしないといけないと強く考えております。2024年の個々の努力をみんなの幸せに繋げる。その実現のためには、行動あるのみ。今年はとにかく行動の一年にしたいと存じます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

　　

　　

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