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誰に何を伝えたいかによって表現は変わる

CATEGORY /  行動録

今年から少しずつではありますが、コロナ禍による隔離よりも、ウィズコロナで様々な対策を取りつつの行動が増え始めたように感じます。実際に、過去2年の年末年始の動向と比較すると、今年は年始のご挨拶もできる御会社が増えて、様々なお客様と今後のアフターコロナの進め方についてお話しできました。いつもこのブログでもお話ししていることですが、経済的な大変動や自然災害など、世界中の企業が同時に直面する大きな危機は歴史上必ず発生しています。その度に、多くの会社がふるいにかけられますが、生き残る会社には特徴があると思います。現状をしっかりと受け止めること。パニックにならず冷静に自己分析をして、前向きに対処すること。どんな些細なことでも変えていこうと努力をし続けること。悲観的に計画し、楽観的に行動すること、などが挙げられると思います。阪南倉庫も、この2年間小さいながらも変化を繰り返し、振り返れば時代の変化に対応できる体制になりつつあるのではないかと感じています。その中でもお客様との関係づくりにおいては特に意識して変化しており、このような困難な時代にお客様とどのように変化する必要があるのか、そのお客様の特性に合わせてしっかりと議論しております。いつものように、非常に前段が長くなりましたが(笑)、今年は例年とは全く違う時期に、大切なお客様である株式会社ロゴスコーポレーション(https://www.logos-co.com/)様が、展示会を開催されましたので、お邪魔させて頂き、お客様の現状と新しいお取組みについて勉強してきましたので、このブログでご報告いたします。

   

私自身ブログを書くようになって3年が経つのですが、ロゴス様の展示会について過去2回書かせて頂いております。今までのロゴス様の展示会は、ロゴス様ブランドの打ち出しやブランドコンセプト、展示会テーマの提示などが入り口から示され、その流れに沿って商品が展開されていく、いうなれば双六型のような進め方でした。変化に富んだ状況下で変化に合わせて前進するという「New normal, New LOGOS!」や、ロゴス様らしさを前面に押し出した「ストロングロゴス」など、明確なコンセプトに合わせて進んで行くと、商品展示のコマ毎にコンセプトを感じることができ、最後まで進むと戦略的なゴールとターゲットが見えてくる、過去の展示会はそのような感じでした。

   

今年の展示会はいつもとちょっと違うぞと感じたのは受付からでした。いつもの展示会テーマの打ち出しがない(もしかして見逃していたのかもしれませんが、少なくとも目立っていなかったです)。入り口から商品の展示はされていますが、販売店の売り場イメージに合わせた展示が続きます。今回の展示会は何を伝えようとされているのか、考えながら随所に散りばめられたキーワードを見させていただきます。プロモーション戦略、年間販促スケジュール、ロゴスクリニック、60万人アプローチなどなど。これらのキーワードを私なりに理解させて頂く中で、今回の展示会は商品を通してお客様と様々な視点でコミュニケーションをとる方法を展示した共創展示なのだと感じました。そう考えると展示品の見え方が変わってきます。ロゴス様のメディア戦略が理解できる展示。販売店様との対話を大幅に増やす計画を示した販促スケジュール。異業種とのコラボ提案。既存商品の価値をさらに高める商品組み合わせの提案。既存商品の全く違う使用用途の提案など。ついついお客様としゃべりたくなる展示に溢れていました。

   

そして、最後の展示で「LOGOSは家族のミカタです。」と締めくくり、今後のLOGOS様は「多角経営」ではなく、「多重奏経営」にこだわるとしています。多重奏という言葉は、本当にロゴス様らしいというか、関わるそれぞれの個性(音)を生かして、ロゴス様が全体の指揮者となって1つの素晴らしい楽曲を作り上げる、そんな想いに溢れています。最後の飲食事業の展開などは、その可能性の広がりに鳥肌が立つほど感動しました。改めて、これだけ多くの提案に満ちたプロモーションをされた上で、それでも個々の音が大切であるという多重奏経営にこだわるロゴス様のコミュニケーションに対する熱い想い。今回この展示会に参加させて頂いて、阪南倉庫もロゴス様楽団に入れるように、しっかりと個性を持ちつつも、コミュニケーションをしっかりと取って良い音を奏でたいと思いました。

   

   

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