BLOG

多くの方に自分の想いを伝える方法

CATEGORY /  行動録

令和4年も半分が過ぎました。本当にいろいろな出来事があり、近年まれにみる変化の年だと言われる方も多くいらっしゃいます。実際に私自身も、今起こっている変化に対してどのように準備し、行動を起こすのか、常に考えています。ただ、今年が自分自身の人生で特別に大きな変化と捉えるのではなく、これまでもあった大きな変化の一つと考えるようにしています。そもそも、私は日頃から変化を点ではなく、線でとらえるようにしているので、連続する変化に対して柔軟かつ大胆に、また長期の視点で応じることが出来ていると感じています。阪南倉庫も、会社の経営活動やお客様とのお取組み、会社内の行事や研修など、非常に長い期間継続していることが多いです。ある変化などのきっかけで始まった行動も、その原因と解決策を理解した上で、長く行動し続けることで、その行動が習慣になり、その結果変化に対応できるということを、歴史の中で学んでいるのかもしれません。今回の行動録は、ここ数年の定例の活動となっております、大切なお客様のロゴスコーポレーション様(https://www.logos-co.com/)の展示会に参加させて頂き、今回の非常に多くの気付きを頂けましたので、そのことについてお話ししたいと思います。

   

アウトドア業界が、様々なシーンで注目された昨年の展示会は、自社の強みを前面に打ち出したブランド戦略「STRONG LOGOS」をキーワードに様々な商品を展開されていました。今年は、昨年と比較しても、アウトドア関係の経済規模は約6%程度伸びる予想となっています。このように伸びているマーケットには、今まで参入していなかった事業者もどんどん進出してきています。このような環境下でロゴスコーポレーション様が掲げたキーワードは「やさしいLOGOS」。「地球にやさしい、お客様にやさしい、協力店やお店のスタッフにもやさしい、御取引様にもやさしい」と、いままでの常識を超えて、誰かに寄り添い、やさしいロゴスコーポレーション様を目指しているとのことでした。このやさしいというキーワードを頭の片隅に置きながら、今回の展示会を拝見させて頂くと、入り口の野外フェスを意識した高UVカットの小型テントからはじまり、受注生産型の商品開発、マルチメディアを意識したオリジナルキャラクター展開、日常とアウトドアをリンクさせた商品展開、お客様が価格帯も含めて選択しやすい商品ラインナップなど、随所に「やさしい」を連想させる展示会に心が躍りました。

   

非常に見どころたっぷりの展示を拝見した後に、今回もお忙しい中お時間をお取り頂き、ロゴスコーポレーション代表取締役社長柴田様とお話しする機会を頂きました。改めて、柴田様にやさしいというキーワードについてお伺いすると、「わかりやすいねん」という軽快なお言葉のあと、いかにお客様が商品を手に取っていただき易くするのか、シンプルにそこに尽きるとのことでした。さらに、従業員にとってのやさしさ(例えば育児休暇の考え方)、御取引先様にとってのやさしさ(受注生産や国内メーカーとのコラボ)など、いかにシンプルにわかりやすくできるかが、それぞれのやさしさに繋がるとご説明頂きました。さらに物流に話題が移った時に、現時点や未来の課題を私からお話しさせて頂きましたので、私の方で改めて課題をシンプルにわかりやすくし、ロゴスコーポレーション様にも阪南倉庫にもやさしい物流を目指したいと強く感じました。

   

いつも、柴田様とお会いしお話しさせて頂くと、経営にとって大切な気付きを頂けることが多いですが、今回改めて強く感じたのは、ロゴスコーポレーション様のように変化の時代に新しい考え方を構築し、さらにブランド力も高めて前進してこられた御会社が、今年は「やさしい」というキーワードを選ばれて、物事を単純化し、その考え方を広く浸透されようとしていることです。現在、物流も多くの課題を抱えており、その解決のためには業界が一丸となって行動する必要があります。そのときに、今回教わった「やさしい」≒「シンプル」に課題を解決する方法を示し、伝え続けることが重要と感じました。私も改めて課題を共有している多くの方に、「単純化」を徹底し、「わかりやすいねん」と伝えていきたいと思います。

   

       

#行動録

#変化

#やさしいLOGOS

#わかりやすいねん

#シンプル

#やさしい物流

#変化の時代

#単純化

関連用語

一覧へ