皆様あけましておめでとうございます。年末は大寒波で、とくに日本海側や雪国では大雪などの影響により大変な状況でしたが、年が明けて三が日は非常に過ごしやすく、皆様良いお正月を過ごされたのではないでしょうか。改めまして、このブログをご覧の皆様のご健勝ご多幸を心よりお祈り申し上げます。つたない文章ですが、本年もお付き合いのほどよろしくお願い申し上げます。さて、今年初のブログは、昨年に続き私が阪南倉庫の年賀式で話したことについて、要約してお話しさせて頂きたいと思います。
「令和4年は、壬(みずのえ)寅(とら)五黄土星(ごおうどせい)の年です。壬は水性の陽。水はすべての生命の源となりますが、壬の年はその水が土に入って新たなる力を生みだして育てることを意味しています。壬という漢字は、おんなへんで「妊む(はらむ)」、にんべんで「任せる(まかせる)」となり、新しい形を生み出すために、人を育てて任せることが重要となります。また壬は方角でいうと北、時間でいうと午後11時から午前1時、色では白と黒となります。これは新しい形が善悪にどちらにも変わりやすいことを表し、善悪をしっかりと判断できる責任のある立場の人間の役割が大切になります。次に寅は、季節は1月、時間は午前四時となります。寅はインとも読み、「動く」「誓う」「つつしむ」「助ける」の意味もあり、水を表すさんずいと合わせて「演じる」ともなります。一人一人が虚勢を張ったり、我を通すのではなく、お互いがつつしみ助け合うこと、また立場や役職ごとに責任を持って役をしっかり演じ、結束を高めて仕事をまっとうすることが大切となります。最後に五黄土星は、季節はすべての季節の真ん中、春夏秋冬の入り口を指す土用をさし、大きな力で陰陽両極の作用を持ちます。良いことも悪いことも極端に動いてしまいますので、その大きな変化を乗り越えるためにも、しっかりとした軸をもって行動することが重要となります。企業であれば社是、個人であれば信念を持って、感謝の心を持って行動することです。コロナ禍やカーボンニュートラルなど、歴史的大変革の入り口にある今年は、大きな変化に耐えうるチーム力と信念を持った行動もそうです。大きな波にのまれて苦しいときこそ、チームの中で人を育てて一人一人の力を信じて助け合い、つつしみを持って動くことで、10年・20年後の大きな成長が実現できます。以上を踏まえて今年のスローガンは「立場と責任を意識してチーム力強化」とします。
今年も様々なお得意先様、お取引先様にご挨拶でお邪魔させて頂いたのですが、多くのお客様がおっしゃられていたことがあります。
「コロナウィルスが蔓延した令和2年は、どの企業も大きな影響を受けて減速したが、令和3年はウィズコロナで少し回復の兆しが見えてきた。今年はこの2年で準備したところと準備していないところが明確になり、成長する企業と減速する企業が顕著になる。」
では、この2つの傾向の違いはなんなのでしょうか。私は常識の大転換に対しての感度だと思っています。昨年年始のブログでも書かせて頂きましたが、当社は昨年、特に「新しい流れ、新しい体制、新しい考え方」を意識して、行動してきました。また丑(うし)は、いとへんで「紐(ひも)」になりますが、今までの人と新しい人との繋がりを対話することで組み上げることにより、より強い人脈の紐にしていくことが大切ともお話ししました。新しい取り組みを考えること。さらにそれを実現するために、対話と人脈を増やすこと。その努力があってこそ、今年の成長が実現します。一人一人の努力が大切であった昨年から、今年はチームとしての成果を高めるために、何をしなければならないのか、しっかりと意識して1年を過ごして頂きたいと思います。今年1年よろしくお願いいたします。
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