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時は流れ、組織は変化していく

CATEGORY /  行動録

ブログをはじめて1年が経ちました。ほぼ週に1回の掲載ですので、行動録、用語集、事例集の3つの項目で、50回以上書かせて頂いております。改めて1年経ちますので、徐々にそれぞれの項目毎に新しい企画を考え、変化を加えながら今後も継続していきたいと思います。これからもよろしくお願いいたします。記念すべき1周年のブログは行動録です。

   

先月6月25日、このブログでも何度か紹介している倉庫業青年経営者協議会の総会が、全国60名以上の会員を集めて、東京大門のパレスホテルで開催されました。今回は役員改変のタイミングで、新しい会長が誕生いたしました。福岡倉庫株式会社(https://www.fukuokasoko.com/)代表取締役社長の富永様です。富永新会長様は、「変化 変化 変化!」をスローガンに掲げて、ご就任に際して以下のように述べられています。『・・・新型コロナウィルスは社会生活を急激に変化させました。幸いなことに、この環境下でも倉庫業の社会的意義は揺らぐことなく、業務継続を求められています。今後ワクチン接種の進捗等で状況は少しずつ改善していくでしょうが、環境の変化に対応するべく、会員各社も大きな変化を求められます。・・・・自社で不断の努力が必要なことは言うまでもありませんが、倉青協の仲間や先輩方の取り組みに大きなヒントがあり、それを知る機会は目の前にあります。・・・・』。親睦と勉強の倉青協が、今後どのように変化していくのか、活動が楽しみになりました。

   

今回の富永新会長様の組織形態は、4つの委員会組織に分かれます。運営委員会(諸会議の運営)、広報委員会(行政・外部団体・業界紙等との連携)、企業交流委員会(会員企業の社員交流を図る)、会員交流委員会(会員同士の交流を図る)です。実は倉青協、青年経営者の会ということもあり、総会までに50歳になった会員は卒業となります。今回も卒業された方がいらっしゃったのですが、ちょうど50歳前後は人口が集中している世代で、この世代で卒業される人数も多くなります。今年度の総会で卒業される人数は、148名の会員中28名(約19%)と非常に多くなりました。来年度も14名卒業しますので、106名となってしまいます。今年度新入会員が6名いらっしゃるので、現時点で112名ですが、会員減少にならないように新入会員に来ていただける形を作らなければなりません。この会に年齢制限があることは周知の事実で、この世代層が卒業すると会員数が大幅に減少することは予測できたのですが、それに歯止めをかけるために特別委員会を設立し、会員数を増やす努力をされた会長が、倉青協第19代会長の醍醐倉庫株式会社(https://www.daigo-wh.co.jp/)代表取締役社長醍醐様です。組織委員会という新しい委員会を設立し、当時100名弱だった会員を増やすために(具体的に150社を目標にされて達成されました)、他の委員会とも連動して課題を解決することで、会員数を増やすことに成功しました。その組織委員会が、今年度より会員交流委員会に変更されて、会員の交流と相互の事業の理解に特化し、「親睦と勉強」を進める委員会として変化いたしました。この会を中心に、倉青協が益々発展していくと思うと、本当にワクワクいたします。

   

私は、倉青協に2003年から参加していますので、20年近く在籍していることになります。実は来年の総会で卒業になるのですが、継続、繁栄している組織は、変化し続けていることを改めて実感致しております。醍醐様が、組織委員会を設立し、会員増強に尽力していなければ、どうなったのか。また一般論として、実際に変化しているときはその瞬間は、その変化の大きさや方向性に、気が付かないのかもしれません。変化自体が小さい場合、当人は何も感じていないのかもしれません。しかし、あの時変化していなければ、あの時行動していなければ、まったく違った形になったのではないでしょうか。このような全国規模の組織に参加させて頂いて、卒業直前にそう感じられたことが、本当に嬉しく思います。素晴らしい仲間と出会い、倉庫業という仕事の素晴らしさを実感し、事業継続のために大切なことに気付くことができたこの会に、心から感謝です。後1年、少しでも恩返しができるように、頑張って参加したいと思います。

   

   

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