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一年の計は元旦にあり

CATEGORY /  行動録

皆様あけましておめでとうございます。まだまだ試行錯誤のブログをご覧いただき本当にありがとうございます。皆様のご健勝ご多幸を心よりお祈り申し上げます。本年もよろしくお願いいたします。さて、今年初のブログは、私が阪南倉庫の年賀式で話したことについて、私が毎年どのように挨拶の内容を考えているのかの経緯も含めて、お話させて頂きたいと存じます。

   

私は日ごろから地元への愛着をもって行動することが、自分自身や会社の発展に繋がると思っていますが、その地元への愛着を表す方法として、行事や祭事などを大切にすることを意識しています。日本で特に意識することなく行われている行事や祭事は、神社の御祭に関係していることが多く、そういう意味でも地元の神社(氏神様)を崇敬することは、地元愛に繋がると思っています。さらに、自己研鑽と感謝の心を忘れないように、日ごろから神棚をお祀りしてお参りするようにしているのですが、その中で氏神様以外に私が崇敬している神社が、日本の主神である天照大御神を導いた神様、猿田彦大神をお祭りしている椿大神社です。毎年三箇日のどこかでお参りし、そこで宮司様と少しお話させて頂いた後に、山奥で澄んだ空気のその神社で今年の方針を考えるようにしています。ここで毎年宮司様からお伺いする十干十二支九星を参考にしますが、占いめいたものではなく、あくまでも自分や会社が置かれている状態と、これから向かおうとしている方向に照らし合わせて、方針を定めるようにしています。今年の年賀式の挨拶の言葉は、要約すると以下の通りになります。

   

「令和3年は、辛(かのと)丑(うし)六白金星(ろっぱくきんせい)の年です。辛は金性の陰、十干の第八番目で、昨年から続く変化の年の継続となります。辛は新という漢字と同じ意味で、物事を新しくしていくことにも繋がりますが、過去に固執すると辛い(つらい)に繋がるので、心を新たに前進することが大切となります。丑は、十二支の第二位、時間は午前一時から三時で、季節は冬の終わりから春の初め一年で最も寒い時期となります。冬から春に向かい、木の芽が地中で伸びるが、まだ地面から顔を出していない状態となります。丑は糸をつけて紐になりますが、これは糸をしっかりと組み合わせることで強い紐になるということを表しています。前年にしっかりと取り組んだ物事の萌芽を育てるために、今ある関係に向き合い、是々非々で辛抱強く議論し、絆という糸をしっかりと組み合わせることが重要となるのです。六白金星は、季節は秋で荒金・原石を表すことから、各自努力と苦労次第で素晴らしい立派な成果を得ることができます。まずはその原石を得るために、しっかりと知恵を絞り、汗を流すことが重要となります。さらに原石を見つけた後は、目の前のことをはっきりと口に出して宣言し、今できることを絞り込んで行動することで輝く成果を得ることができるのです。今年は、前年までの大きな変化に対して、過去の進め方に固執することなく、新しい流れ、新しい体制、新しい考え方で臨み、すべきことを明確にした上で確実に実行していくことが大切となります。また、新しい組織でしっかりとした土台を作り上げるためには、今まで作り上げた人間関係や取引関係を意識し、多くの人や得意先様、取引先様と一緒に行動することが重要になります。そのために、はっきりとした目標を提示して伝えることが重要になりますが、円滑な意思疎通のために重要なことは、つねに感謝とお互いに助け合う「相互扶助」の精神を持ちつつ、まずは自分が率先するという精神で、努力する姿勢が重要となります。今年は、「思いやりと感謝の気持ちで有言実行」をスローガンに努力してください。」

   

導きの神様がいらっしゃる宮司様から、素晴らしい気付きのお言葉を頂き、自分が課題と思うことを何度も熟考した後、できるだけ伝わりやすい言葉を選んでご挨拶をさせて頂きました。今年も思いやりと感謝の気持ちをもって有言実行で努力したいと思います。今年一年よろしくお願いいたします。

   

♯行動録

♯猿田彦大神

♯椿大神社

♯意思疎通

♯相互扶助

♯思いやり

♯感謝

♯有言実行

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