令和2年6月30日から開始いたしましたこのブログも、書き始めてからほぼ毎週掲載させていただき半年。今のところ非常に文字数が多いブログで、前回に至っては過去最高の3161文字になっております。このままでいいのか(笑)、試行錯誤しながら進めていきたいと思います。ちなみに、阪南倉庫はお客様の生産や販売の活動を支援する物流のお仕事をお受けしているので、お客様の休日に合わせて年間の休日も計画しています。物流センター毎に、お取引しているお客様も違いますので、勤務先毎に休日表が違っていますが、このブログ掲載のお手伝いしてもらっている本社は、今年は27日より休日となっております。このブログは、毎週月曜日に掲載していますが、今年の最後ということで本日26日に掲載させて頂きたいと思います。
毎年年末に発表される日本漢字能力検定協会の今年の漢字は「密」でした。言うまでもなく、新型コロナウィルスの対策「3密」を避けることから選ばれていますが、このブログを読んで頂いている皆様にとって令和2年はどのような年だったでしょうか?私個人として今年の漢字を選ぶとしたら、「流」という一文字を選んでいました。新型コロナウィルスの「流行」に始まり、コロナ対策による人の「流れ」や経済の「流れ」の寸断。7月の九州地区で発生した大雨による川の「流れ」の氾濫。オリンピックの予定が「流れる」。当社としてもお客様各社からの新規業務など激しい物の「流れ」を整えるために努力した一年だったかと思います。また、私は例年年賀式のあいさつで、今年はどのような年にしたいか、決意表明も含めてお話しておりますが、今年のスローガンを「進化のための計画と実行」とさせて頂きました。ここ数十年間努力し続けたことが結実して、どのような対応にもお客様からの信頼を得ながら前進できた年でありましたが、現実的に進化のための計画と実行という意味では、計画が甘く、実行段階で非常に苦労し、会社一丸となってなんとか乗り切ってきましたが、まだまだ課題が多く「流された」一年であったと思います。
また、今年は新しい試みとして、ホームページを改定しましたが、さらに阪南倉庫のビジョンマップを若手管理者が中心になって作成し、社員全員に配りました。これは最近幹部との定例会議の中で、業務ミスが発生した時に、特に若手社員がミスをしたとき「それは倉庫会社の常識を理解していない」とか「なぜ常識がわからないのか」など、「常識」という言葉で大切なことを伝えていないことを正当化しているように感じた時に、改めてそれらを伝える手段であるビジョンを、これからの阪南倉庫を支える若手管理者を中心に作って貰うことで、会社が向かっている方向性を再認識してもらって、さらに世代間のギャップを埋めたいと考えたからです。結果、このビジョンマッププロジェクトから、重要なキーワードが生まれました。「設計」「繋ぐ」「支える」の3つの言葉です。これらの言葉の説明は、ビジョンマップを直接お渡しして、お話しいたしますので、どんどんお申し付けください。私としては、これらの言葉が若手管理者とのプロジェクトで生まれたということが、本当に嬉しく、これからの阪南倉庫の未来も明るいなと実感できる1年になったと思います。
1年を振り返っても、本当にいろいろな出来事がありましたが、しっかりと未来に繋がる良い年だったと思います。何より今年から始まったこの社長ブログも、半年間続けることができました。手伝ってくれた本社の田中さん、西川さんに、心から感謝しつつ、この場をお借りしまして、このブログを見て頂いている皆様への年末の挨拶とさせて頂きたいと思います。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。
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