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倉青協様に心から感謝

CATEGORY /  行動録

昨年の6月にこのブログにも書かせて頂きましたが、2003年に入会させて頂いた、倉庫業青年経営者協議会(倉青協)を、今年の6月総会で卒業となります。倉青協の説明は、何度もさせて頂いているので割愛させて頂きますが、「勉強と親睦」が理念のこの会で、私自身、沢山の勉強と親睦を実現しました。私が、2003年にこの会に入会してから約20年、ということは30代前半に入会させて頂いたのですが、本当にいろいろありました。今回は、倉青協卒業にあたって、自分自身の経歴も含めてお話ししたいと存じます。

   

私が阪南倉庫に入社したのは1994年4月で、入社半年で物流専門の修士課程があったイギリスのクランフィールド大学に2年間留学。帰国後、3年をかけて全営業所での勤務を経験させて頂きました。その後企画部門を新設し、新規の営業や業務の立上、既存のお客様との新しい取り組みなどを経験させて頂き、30代になって役員に、45歳で社長に就任しております。私が倉青協に入会したのは、入社して10年、役員になってこれからの阪南倉庫について深く考えるタイミングでした。

その頃はいろいろな夢(というか妄想(笑))を思い描いており、

・年商100億円を目指して倉庫拠点を全国に展開する

・当時の役員で共有していた物流概念「ヤネ(倉庫)・アシ(運送)・コンピュータ(情報サービス)」の充実を目指して運送事業への算入

・海外に倉庫拠点を展開してグローバル企業を目指す

などなど、真剣に考えていました。

今はむしろ、

・急激な年商アップよりも、生産性の向上と安定的で堅実な成長戦略

・南大阪のローカル企業として地元での拠点拡大

・同業他社様との情報ネットワーク構築による幅広い物流サービスの構築

というのが、当社の基本的な考え方となっています。当初妄想していたことから、一見正反対の考え方に見えますが、ここに至るまでに本当に紆余曲折がありました。お客様やお取引先からご指導頂いたことも多くありますが、実際に倉庫業の考え方をお伺いし、またその考え方を実践されている現場を見学させて頂くことにより、多くの気付きがあった、それが倉青協だったのです。実際に数えてみると、倉青協に参加してから、倉庫の現場など見学会を200回くらいしていました。一般的に同業他社の御会社の見学は難しいことが多いですが、これだけ多くの現場を拝見できたのも、倉青協あってこそです。本当に感謝しかありません。

   

倉青協は、年に2回宿泊を前提にした行事があるのですが、ここで会員同士がお互いの個性を知り、親睦を深める良いきっかけになっています。実際に、私自身も倉青協を通じて、人生の目標とさせて頂いている先輩や、これからの物流の未来を一緒に語ることのできる仲間、目を見張るような成長を遂げモチベーションを上げてくれる後輩など、この会に参加させて頂くことにより、心から有難いと思える方々との出会いがありました。これからも、変わらず、皆様と親睦を深めることができるように、自己研鑽に励みたいと思います。

   

改めて、振り返ってみれば、20年はあっという間でした。その中で、倉青協を通じて、これだけ沢山の出会いが生まれたのも、自分が今できることを一生懸命実践し、倉青協という魔法の箱に、自分自身の行動や疑問、失敗などをインプットしたからと思っています。ただ、会に参加するだけではなく、積極的に行動し情報発信すること。これは会社内でも、他の組織でも言えることだと思います。今回長い学びの場として参加させて頂いた倉青協を卒業しますが、自分自身もっともっと成長できるように、社内外問わずしっかりと行動し、情報発信し続けたいと思います。

   

倉青協を通じて、お会いさせて頂きました皆様、本当にありがとうございました。

これからもよろしくお願いいたします。

   

   

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